病気

恨み・不満の蓄積 と 万引き の関係

万引きを始めた頃、万引きする理由の一つとして、恨みの感情があった。 補足 病的窃盗になって以降は、恨みとか不満の有無とは関係なく、万引きすることだけが独り歩きしていた感じ。 ここで書いていることは、飽くまでも万引きをし始めたころ、について。 …

長期の計画を立てないまま過ごして・・・

現在は裁判中である(保釈されている)。 下総の入院が2018年12月17日〜2019年3月13日。 退院してからもうすぐ1年5ヶ月。 だが、退院直後はこんなに裁判が長引くとは想像していなかった。 2、3ヶ月で判決が出て収監されると想像していた。 だから、仕事も…

セルフレジ未経験 (万引きを常習でしていた人間ならではの理由、かと思う)

いまだにセルフレジで精算したことがない。 とあるスーパーでクレカで支払おうとしたら、 バーコード読み取りは店員がやって、決済のみセルフでやってくれと言われてやったことはあるが。 今ではコンビニでもスーパーでもセルフレジが普及してきていて、 並…

衝動は起きないが、万引きという概念は脳に残っている。(会計済みの商品に貼るシール)

昨日ドラッグストアへチョコを1つ買いに行った。 ファミリーパックではなく、1人で食べきれる40グラム程度のを1つ。 その程度のもの1つなので、わざわざエコバッグを持参せず、財布だけ持って行った。 お目当のチョコを持ってレジで会計を済ました。 す…

条件反射制御法の理論はすごく納得感があった

自分は20年以上(途中、刑事施設に入っている年月も含めて)、ほぼ毎日万引きをしていた。 万引きをし始めてしばらくしてから、 やめたい、やめなければならない と思ってやめようとしたのだが、やめられなかった。 身勝手だ、意思が弱い、反省が足りない、…

万引きした理由の一つ。視線が気になる。

万引きをした理由の一つを書く。 飽くまでも、たくさんあるうちの一つ。 初めて万引きをするよりも前の話から、 自分は特定のものを多く買ったり買い溜めする習性があった。 自分は一つのことを継続する習性があり、エスカレートしながら継続していく。 例え…

やめられなかった時のこと。酷い状態の頃。

万引きは窃盗罪で裁かれる。 だからと言って、いきなり懲役の実刑になるわけではなかった。 罰金刑、執行猶予付きの懲役、 そしてその後に懲役の実刑判決となった。 そもそも、いきなり逮捕はされなかった。 店舗に捕まっても、謝罪で終わったり(被害届け出…

自分の内部を深掘りする

自分自身について考えることが大切だと思う。 何をしてしまったのか なぜしてしまったのか その時どういう状態だったのか どういう環境にいたのか 外部からのインプットを得ることも重要だし、すでに自身の中にあることを探ることも重要 人の話や意見を聞い…

窃盗は(万引きも)、非親告罪である(親告罪ではない)。

親告罪とは、公訴に告訴が必要な犯罪。 「告訴」と「被害届け」は厳密には同じではないが、被害届けを告訴として取り扱われることもある 非親告罪とは、公訴に告訴が必ずしも必要ではない犯罪。 告訴(被害届)が取り下げられても、刑事手続(起訴や公判)が…

主治医が監修した本が出版された (体験談を載せてもらった)

自分の主治医は、下総精神医療センターの平井愼二医師。 3ヶ月の入院後に書いた治療体験談をこの本にも載せてもらえた。 (執筆料も無いし、どれだけ売れても自分の所には鐚一文入らないので、そういう目的の発信ではない) 条件反射制御法は、まだ社会では…

入院治療をしようと思えた理由

今回(2018年の事件の直後)、入院しようと思えた理由を振り返る。 そして、以前はなぜ入院しようと思わなかったのか。 さらに、何度も通院をして、クリニックを転々としたが挫折したのか。 についても振り返ってみた。 今回(2018年)に入院をする気になれ…

病的窃盗の治療は・・・ 受けるもの? してもらうもの?

今日は、治療に対する姿勢というか意識みたいなものを書く。 結論から書くと・・・ 「受ける」「してもらう」ではなく、自分が「やる」感じの治療だった。 一般的な病気や怪我の処置などの場合、 治療を「受ける」「してもらう」 という感じだと、自分も考え…

1つ目の病院で適切な治療に出会えるとは限らない。

自分は、3ヶ月間(2018年12月17日入院〜2019年3月13日退院) 独立行政法人 国立病院機構 下総精神医療センター という医療機関に入院して、病的窃盗の治療を受けた。 それ以前には、街の心療内科やメンタルクリニックに通院したことがある(転々とした)が…

病的窃盗が酷い時期、どのような状態だったか

やめたいと思っていた、やめなければならないと思っていた、総合的に(金銭換算、時間換算、精神的満足の換算など)考えても損すると思っていた。 それなのに、繰り返しやってしまっていた。 そのころの状態について、振り返って書いてみる。 1日に何度も万…

今まで話せなかった事を話せるようになってきた

匿名でTwitterを始めてから、今まで隠していたこと話せなかった事をTwitterで話せるようになった。 他のSNS、ブログ、KAなどでも匿名だが話せるようになった。 リアルな知人(仕事関係など現実社会内での、特定の少数の知人)に、表面的な事だけでなく、自分…

愛着(アタッチメント)障害

最近知った。愛着(アタッチメント)障害というものがあるらしい。 愛着障害 - Wikipedia 人によって違うと思うが、 私の問題行動は、深く深く辿っていくと、 始まりは愛着(アタッチメント)の形成が適切に出来なかったこと のような気がしている。 今の所…

万引きでも刑務所へ行く。治療をしなければ、繰り返すことになる。

「万引きなんかで刑務所へ行かないでしょ。」「万引きだけでそんなに長く刑務所へ行かないでしょ。」は間違い 私は実際にそう言われたことがある。 しかし、私は実際に万引きで刑務所へ行った。 今まで3回(うち1つは執行猶予取り消しの2刑持ち)で合計7…

要因分析だけでなく解決策を。。。

こうなってしまった原因を、じっくりと考える機会や時間を作っている。 内部要因、外部要因・・・色々とあって、その色々が相互に複雑に絡み合っている。 長い月日をかけて、繰り返し考えていても、思考が同じところで止まることがある。 しかし、ある時、閃…

ゲシュタルト療法のワークショップに参加してきた。

ゲシュタルト療法とは(参考https://gestalt-momotake.com/gestaltqa/ 精神分析医フレデリック・パールズ(Frederick S. Perls )と 妻のゲシュタルト心理学者のローラ・パールズ(Laura Perls)、 そして編集者のポール・グッドマン(Paul Goodman)の三人によっ…

自分と向き合うことから逃げている。

自分の中身は空っぽだ。 だから人や物、事など、外の何かを頼ろうとする。依存するようになってしまう。そして、苦しくなる。 自分で立てるようになるには、自分の中に何かを持っていないと。芯になるものを。 でもそれが見つからない。作れない。 だが。。…

自己分析 依然として残る苦しさ

万引きをしなくなっても、生きていることがラクにならない。苦しいままである。 裁判と懲役が残っているから、というのもあるがそれだけではないと思う。 私が万引きをするのは、過去に精神的な何かがあって精神疾患になったからだと思う。(何かに依存しな…

自己分析 自分の習性と万引きについて

私はよく好奇心旺盛で、無邪気な純粋な子供みたいだと言われる。 歩いていても、何か見つけると立ち止まったり立ち寄ったり…してしまう。。。 万引き常習化して悪化してからでいうと… 店はたくさんあり、目に留まった店に入ってしまう。 店に入ったら、目を…

【動画】 平井愼二 下総精神医療センター薬物依存治療部長 「条件反射制御法と刑法改正」 2014.11.28

私が受けた条件反射制御法に関する情報(動画) https://www.youtube.com/watch?v=eHoYVtgkiyk 私がいつもお世話になっている主治医の平井医師(条件反射制御法を考案した医師)が過去に行った講演の動画。 動画としては多少長い(約56分)が、条件反射制…

刑務所での過食

炊場で服役している時期があり、そこで過食していた。 普通、懲役といえば食べられる量は決まっているので(誰かのものをもらって多く食べる人もいるが)、有り得ないと思われるかもしれないが・・・ 配役直後は、作業が体力的にキツすぎて、ほとんど食べら…

万引きの治療を、他の病気の治療に置き換えて考えてみた。

病的窃盗の人は、なかなか病院に行かない人が多いと思う。 病院に行くのは・・・店に捕まってから、逮捕されてから、起訴されてから、何度かの実刑の後だったりする。 そして、行って治療をしても、短期で(処罰が終わったら)治療をやめる人が多くないと思…

治療が不可欠

治療が不可欠​​病気の段階まで進むと、自力ではやめられない。 ​医師などに相談して、治療などの対策を講じることと実践することが大切。 ​ 治療まで辿りつくのが困難​​私は今の治療に辿りつくまで20年以上かかった。 治療に必要なことは、大きく以下の4点…

クレプトマニアとは

kleptomania クレプトマニアクレプトマニアとは クレプトマニアとは、「窃盗症」、「病的窃盗」とも呼ばれる「精神疾患」の一つである。 「通常の窃盗」と「クレプトマニア」の違い 前者は、「XXが欲しい。欲しいけどお金がない。盗んで手に入れよう」である…

アクセスカウンター