万引きでも刑務所へ行く。治療をしなければ、繰り返すことになる。

「万引きなんかで刑務所へ行かないでしょ。」「万引きだけでそんなに長く刑務所へ行かないでしょ。」は間違い 

私は実際にそう言われたことがある。

しかし、私は実際に万引きで刑務所へ行った。

今まで３回（うち１つは執行猶予取り消しの２刑持ち）で合計7年２月。

現在控訴審の裁判中の事件が１審で懲役2年10月で、これを合わせると合計10年（暫定だが）。

私は刑務所に行っても治療は受けられなかったし、病状は良くならなかった。他の窃盗症の人も刑務所に行っても病気はよくならないと思う。

何度も繰り返すと、こうなってしまう。

そして、窃盗症の人は、治療をしてよくならなければ何度も繰り返すことになると思う。

被害者に迷惑をかけないとか、そういう話ももちろん大事だが、自身の不利益にならないためにも、重く認識してもらいたい。

再犯しないように、適切な治療を受けるなどしてもらいたい。

私も治療をし続けるつもり。

私の犯罪歴とその処分

私は20歳より前にも万引きをして店に捕まったが、それは犯罪歴照会で出てこないので分からない。

20歳以降のわかるものだけを書く。

さらに、店に捕まって警察に行ったが、被害届け無しで済んだものなどもこの他にいくつかあるが、それは全てを思い出せる訳ではないので書かない。

古い順に書いていく。

Ｎｏ．	罪名（手口）	処分	逮捕されたかなど	求刑	備考
1	窃盗（万引き）	不起訴	在宅調べ
2	窃盗（非侵入その他）	起訴猶予	在宅調べ		万引きだったのだが、何故か「非侵入その他」という手口になっていた。 非侵入盗」の意味は窃盗犯のうち、侵入盗に該当しない犯罪の総称。
3	窃盗（万引き）	起訴猶予	在宅調べ
4	窃盗（万引き）	起訴猶予	在宅調べ
5	窃盗（万引き）	起訴猶予	逮捕、１０日間勾留で起訴猶予
6	窃盗（万引き）	罰金５０万円	逮捕、勾留請求され、勾留質問で釈放され在宅調べ（留置場に３泊し4日目で釈放）
7	占有離脱物横領	起訴猶予	在宅調べ		深夜に酔っ払って帰宅するときに、放置自転車に乗ろうとしたときに捕まった。
8	窃盗（万引き）	懲役2年　執行猶予付き	逮捕されたが勾留されないで在宅調べで起訴（留置場に２泊して3日目に釈放）	求刑2年	７、８、９の３件を合わせて裁判をしたもの
9	窃盗（万引き）	懲役2年　執行猶予付き	在宅調べで起訴	求刑2年	７、８、９の３件を合わせて裁判をしたもの ７の在宅調べ中に再犯して逮捕された
10	窃盗（万引き）	懲役2年　執行猶予付き	逮捕され、20日勾留で起訴。保釈請求して起訴の４日後に保釈で釈放	求刑2年	７、８、９の３件を合わせて裁判をしたもの ７、８の在宅調べ中に再犯して逮捕された
11	窃盗（万引き）	懲役1年	逮捕され、20日勾留で起訴。保釈請求したが棄却。そのまま拘置所、刑務所へ行った。	求刑1年6月
12	窃盗（万引き）	懲役1年2月	逮捕され、20日勾留で起訴。そのまま拘置所、刑務所へ行った。	求刑2年
13	窃盗（万引き）常習累犯	懲役3年	逮捕され、20日勾留で起訴。保釈請求したが棄却。そのまま拘置所、刑務所へ行った。	求刑3年6月
14	窃盗（万引き）常習累犯	懲役2年10月 （１審の判決。現在控訴中）	逮捕され、10日勾留で起訴。保釈請求して起訴の5日後に保釈で釈放。裁判所が保釈を認めたが、検察が準抗告し、その翌日に裁判所が改めて保釈を許可。	求刑4年

補足　13、14の常習累犯窃盗について

過去10年間に、窃盗罪（窃盗未遂罪を含む）で3回以上懲役刑を受けた者が、新たに罪を犯すと成立し、3年以上の有期懲役に処せられる。

（求刑が3年以上になるということ）