主治医が監修した本が出版された (体験談を載せてもらった)

自分の主治医は、下総精神医療センターの平井愼二医師。

3ヶ月の入院後に書いた治療体験談をこの本にも載せてもらえた。

(執筆料も無いし、どれだけ売れても自分の所には鐚一文入らないので、そういう目的の発信ではない)

 

条件反射制御法は、まだ社会ではあまり一般的な理論として普及・定着していないと思う。

過去に出版された書籍もあるが、とても難解な気がする。

 

今回の書籍はわかりだいぶわかり安く書かれているように感じた。

条件反射制御法の理論的な話、治療体験談、具体的な治療内容、などが書かれている。

 

「やめたいのにやめられない」 自分にとっての万引きがまさにそうだった。

そして、自分では、何故なのかが全く理解できなくて、理解できないからこそ対処法もわからなかった

対処法がわからず対処せずに、ずっと続けてしまった。

 

そんな自分にとって、条件反射制御法の理論は、とても納得感を得られるものだった。

そして治療に取り組んだ結果、安定した生活を送れるようになっている。

 

印象的な言葉はいくつもあるので書ききれないが・・

この治療に取り組んだ別の人の言葉で、共感するものがあった。

88ページ 5行目から8行目

カウンセリングによりストーキングをやめることができた人の言葉は、「つきまとわないと決めました」とか「感情のコントロールをします」といったものが多いですが、彼女の言葉には決意表明はなく、努力なしの開放感がありました。

まさに同感だった。我慢するとかしないとかそういうことではなく、我慢無しに普通に買い物ができるようになった。とても楽な気持ちでいられる。

 

この治療に出会えてよかったと思っている。ずっと続けていきたい。

 

f:id:igawa9:20200726151848p:plain

やめたいのにやめられない悪い習慣をやめる技術

 進化のメカニズムに従って悪い習慣の条件反射を抑える 

著 小早川明子 NPO法人ヒューマニティ理事長

監修 平井愼二 下総精神医療センター精神科医

フォレスト出版

 

アクセスカウンター