衝動は起きないが、万引きという概念は脳に残っている。(会計済みの商品に貼るシール)
昨日ドラッグストアへチョコを1つ買いに行った。
ファミリーパックではなく、1人で食べきれる40グラム程度のを1つ。
その程度のもの1つなので、わざわざエコバッグを持参せず、財布だけ持って行った。
お目当のチョコを持ってレジで会計を済ました。
すると、レシートと会計済み商品を、そのまま渡されてしまった。
そのまま持って出るのもなんか嫌というか困った。
普通の(万引きをしたことがない)人は、何も考えないのかもしれないと思いながら、
自分は困った。
とりあえず、
「シール貼って下さい」
と頼んだ。
すると店員は
「レシートがあるから大丈夫」
「防犯カメラもあるから大丈夫」
と言いながら、一応シールを貼ってくれた。
何が困ったのかというと
・このまま会計済みの目印のない商品を裸で手で持って店外に出たら、万引きしたのではないかと疑われるのではないか、と考えたのである。
・レシートがあるからとはいえ、疑われて声をかけられたりするだけで嫌である。
・声をかけられて身の潔白を証明できればまだ良いが、誰にも声を掛けられないでそのまま店外に出たら、その時の映像だけを店員が後から見たら万引きだと思うのではないか。(わざわざ1件1件を、別のカメラ映像と確認して会計済みかどうかとかまで確認してくれればいいのだが、そういう綿密な確認をしないで安直に疑われたら困る)
などのことを考えてしまったのである。
とりあえず、シールを貼ってくれたし、店員とそんなやりとりをしたので、おそらく万引き犯ではないと思ってくれているだろうと思って
そして、自分は安心して店外へ出て帰ることができた。
万引きしたいとその時思った訳ではないが、
自分の脳には、万引きをいう概念が残っていて消えないのだろうと思う。
多分一生。
万引きできる、万引きしたと疑われる、・・・
そういうことを気にすることは今でもある。