刑務所の検便
最近コロナが流行っているので、感染症対策が気になって・・・
刑務所によってルールや運用が違うことはよくある。
衛生面での対策でも違うことがある。
例えば、検便の実施。
3つの刑務所に行った。
1つ目の刑務所
炊場工場の受刑者
その工場に作業指定される時点で1回だけ検便を実施する。
その後はずっと検便は実施しない。
配食係
検便は一度も実施しない。
二つ目の刑務所
炊場工場の受刑者
その工場に作業指定される時点で1回だけ検便を実施する。
その後はずっと検便は実施しない。
配食係
*毎月1回、検便を実施する。
三つ目の刑務所
炊場工場の受刑者
一度も検便は実施しない。
配食係
一度も検便は実施しない。
という感じで、炊事や配食をする人に対する、検便の実施有無や実施頻度もバラバラ。
ところ、二つ目の刑務所の配食係のところに*をつけたが・・・
毎月1回、検便シートが配食係に配られるのだが、
シートを使うことなく、そのまま提出する人が多くいた。
「面倒臭いから」と言っていた。
何も付着しないで提出しているのだから、何も反応は出ない。。。
検便ではないが・・・
配食係がおかずを分ける時、箸やトングなどはあまり使わない。
使い捨ての、薄いエンボスの手袋をつけて、手掴みでおかずを分ける。
とある配食係が指から出血していても、いつも通りのやり方で配食をする。(オヤジがそうさせるのである)
刑務所って危険だと思う。