刑務所なのに規則正しくない生活
刑務所の生活といえば規則正しいと思われるだろうが、そうではないこともある。
私がいた、とある刑務所での起床時刻に関して書く。
(就寝時刻は毎日21時)
一般(「炊場以外」のというだけの意味)の受刑者の起床時刻
平日 |
土日祝日、 |
6時40分 |
7時20分 |
これに対して、炊場工場就業者の場合
平日 |
|
|
土日祝日、 |
|
|
1番出 |
2番出 |
休み、 |
1番出 |
2番出 |
休み、 |
3時30分 |
4時30分 |
6時40分 |
4時30分 |
5時30分 |
7時20分 |
こんな具合なので、
例えば・・・
日付 |
曜日 |
シフト |
起床時刻 |
7月11日 |
月曜 |
1番出 |
3時30分 |
7月12日 |
火曜 |
2番出 |
4時30分 |
7月13日 |
水曜 |
休み |
6時40分 |
7月14日 |
木曜 |
1番出 |
3時30分 |
7月15日 |
金曜 |
2番出 |
4時30分 |
7月16日 |
土曜 |
休み |
7時20分 |
7月17日 |
日曜 |
2番出 |
5時30分 |
このようにかなり不規則だった。
さらに雑居の場合には6人とか11人とかがいる。
各人の出役予定はバラバラであり、自分が休みの日で眠っていても、1番出の人、2番出の人が起床して洗面などをすると、その都度音で起こされる。
(炊場でも、刑務所によって起床、始業、終業の時刻は異なる。
飽くまでも、一例として私がいた刑務所のを書いただけ。)