刑務所メシ(アレルギー食)

自分は初版の時、アレルギー食を食べていた。

 

幼少の頃、動物系の食品を摂取すると蕁麻疹が出る時期があった。

2年間くらい経つと治って、今はなんでも食べられる。

 

しかし、初版で拘置所にいる時に蕁麻疹が出たのである。

血液検査をしても、アレルギーの原因は分からなかった。(血液検査でわかることは少ないらしい)

 

拘置所では、何も対応されず、普通食を与えられ、刑務所に言ってから申し出るようにと言われた。

 

そして、刑務所へ移送されてから医務診察でこの話をした。

すると、

「とりあえず肉禁(豚、牛、鶏肉を使わない食事)を与える」と言われた。

 

私が幼少の頃の話でいうと、牛乳や卵、魚介類でも蕁麻疹が出ていてそれも申し出たのだが、刑務所は対応せず。。。

なぜか肉禁という食事に落ち着いた。

 

アレルギー食は、他の人の普通食と違って、すごく冷めている。

普通食は、数十人から数百人分をまとめて運んできて、食べる直前に分ける。だから温もりが残っている。

しかし、アレルギー食は、炊場工場で一人分ずつに分ける。しかもそれは食べる時間の2時間くらい前には分け終わっている。だから、とても冷めている。

 

冬の汁物は、飲むと体が芯から冷える。寒気がするものだった。

逆に、夏にたまに出る冷凍みかんは、完全に溶けて、ぐちょぐちょ。

 

カレーやクリームシチューに入っているのは、肉の代わりに竹輪。

カレーのルーにはラードなどが入っているのに、そこは気にしないらしい。(テキトー)

 

もう少しちゃんとアレルギー食を作る刑務所もあるが、

自分の入った初犯刑務所は、いい加減だったし酷かった。

 

というか、アレルギー食も酷かったが、「とりあえず肉禁」という決め方のも酷かった。

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