判決、刑の確定、赫落ち、移送、新入訓練・・・

判決が出てから刑務所へ移送されるまでの流れを書いてみる。

東京拘置所について書く(私は3回とも東京拘置所だったので)。

大体こんな感じだったと思う。今はコロナの影響を受けて、移送待ちの日数などは違うと思う。。。

 

 

内容

備考

判決

裁判所で判決を受ける。

 

刑の確定

判決から14日間経つと、刑が自動確定する。
それより前に上訴権放棄しても、刑が確定する。

判決日を0として、14日目の24時までに上訴しないと、刑が自動確定する。

赫落ち

赫落ちすると、身分が受刑者となる。それ以前は未決。

刑が確定(自動確定、上訴権放棄)の後、数日で赫落ちする。
1審なら1週間程度、2審なら3、4日程度の人が多かった。

分類・移送待ち

懲役を務める刑務所を決めるための調査が行われ(分類)、移送実施日までを過ごす(移送待ち)。

分類面接は、赫落ちして翌営業日などに行われる。

移送待ちは1ヶ月、2ヶ月、長いと3ヶ月程度かかる時や人もいる。
移送先の空き状況や、社会情勢(災害、台風、コロナなどの影響を受けると移送待ちが長くなる)

領地調べ

移送日の1営業日前の午後、荷物や金品をまとめる。

この日に、次の営業日が移送だ、ということがわかる。(領地調べは平日)
月曜日が移送なら、領地調べは金曜日。

**いつ移送されるか、どこに移送されるか、知人や家族に知らせることはできない。

移送

移送される。

領地調べ質で私物の服に着替えて、荷物を持って、出発でバスに乗り込む直前にやっと移送先を教えられる。

飛行機で移送される場合は、早朝5時などに起こされて6時台に出発したりする。
何時に起こされるのかも、知らされることはない。

**移送後に、通常の発信数の枠外で、移送通知を家族などに出せる。「XX刑務所へ移送されました」くらいしか書けない。

出せる日が移送後数日後という施設もある。

考査・新入訓練

移送先の刑務所で、その施設のルールなどを叩き込まれる。
この間に、配役先の工場を決めるための調査や面接が行われる。

新入訓練が始まる曜日は刑務所によって異なる。その曜日になるまでは訓練開始待ちのような状態。

新入訓練は基本2週間。連休などがあると、3週間などになることもある。

配役

自分が懲役を務める工場へ移動する。

 

 

 

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