頂いた質問 「 途中で脱落する方は、人格の問題なのでしょうか?!」
回答
人格の問題・・・
そうとも、違うとも言えると思います。
「人格の問題」と言ってしまうと、もうそれ以上進められなくて
「出来ない理由」を考えているようになってしまう気がします。
治療は辛いので、普通は脱落するというか、したくないと思います。
楽な方に流れる、辛いことからは逃げる、それは人格というか生物が生き残るために当たり前のことのようにも思えますからね。。。
私は以前にもブログやツイートで書いたと思いますが、
自分も初めはCRCTをというか医療機関(下総でだけでなく、他の病院や医師達を含めて)を信じていたわけではありません。そして入院治療もしたくなかったし数ヶ月も全うする自信もありませんでした。
入院して何をするのかも知ってなかったですし。。。
入院治療をしようと思った動機は、不純な?動機もありましたよ。
この本の中でも書かれていたと思いますが、刑罰があることが第二信号系に働きかけるのだと思います。
CRCTをやって、第二信号系が第一信号系より優位になった(戻った)としても、
第二信号系(理性)の部分で窃盗をしても良い・構わない、治療も必要ない、という認識でいる場合には、
結果として窃盗をすることになるでしょう。
それはもう「やめたいのにやめられない」ではなく「やろうとしてやっている」もの。
犯罪をしたら罰を受ける
罰を受けたくない
罰を受けないためには窃盗をやめる必要がある
窃盗を自力でやめられない
やめるためには、医師の力を頼ったり、専門の治療を受ける必要がある
第二信号系でこのように考えてやっているのだと思います。
(CRCTをする前は、このように考えていたとしても、第一信号系が強すぎて・・・)