欲求を低減させることが出来ている。

条件反射制御法の治療を受ける前の状態

条件反射制御法の治療を受ける(入院)前は、欲求が強力な状態だった。

(と言っても、表面的に感じる「やりたい」みたいな欲求というよりは、自然な生理現象の欲求のような感じであった。)

 

条件反射制御法の治療を受けた後の状態

入院治療を通してその欲求を低減させて、理性の力で行動を制御できるような状態にすることが出来た。

そして退院後は、その状態を維持するための治療(維持ステージの治療)を続けている。

それによって、今の所は万引きの欲求は無い(強くない?)。

 

維持ステージの治療を疎かにしてしまうと・・・

今は、万引きの欲求が無い(強くない)から、万引きをしないで生活が出来ている。

維持ステージの治療を疎かにすると、状態は悪くなり(万引きを常習としていた以前の状態に近くなり)また万引きするようになると思う。

 

維持ステージの治療を続ける理由

維持ステージの治療に、毎日2時間以上は時間が掛かっている。

それでも私はそれを続けている。退院してからあと2日で1年4ヶ月経つが、1日も欠かさず続けている。

それは、また元の状態(万引きを常習としている状態)に戻るのが嫌だからである。怖いからである。

 

全ての欲求が消えたわけではない。欲求の力は強い。

万引きの欲求は無いが、他の全ての欲求が無いわけではない。むしろ他のコトへの欲求は依然としてある。(違法行為ではないからやっても犯罪ではない。例えば運動など)

最近自分のことを観察しているのだが、そういった欲求を感じた時、抑えることはなかなか出来ていない。

本能で抑えようとしても、どうしてもやってしまうことがある。もうやめたいと思っていることですら、やってしまうことがある。

 

万引きをする欲求が再び強くなった時、それを止めることは出来ないと思う。

だから、そうならないために、維持ステージの治療を継続していきたい。

 

服役中に出来ない治療があるし、環境が大きく違うので、状態がどうなるかわからない

ただ、刑務所で服役中、どうしても出来ないことがある。

そのせいで、状態が悪くなることをとても懸念している。

刑務所では欲求があっても万引きは出来ない。

万引きをしたという結果が無いから、欲求があったのかどうかも気がつかないかもしれない。自分の状態が悪くなっている(欲求が強くなっている)としても、気がつかないかもしれない。

そして、その状態で出所したら、間違いなくまた万引きをするようになると思う。

 

今後の予定

・まずは刑務所で服役中もできることを可能な限り続ける。

・出所したら、すぐに入院する。社会内に出ても大丈夫か、入院しながら試験外出などをして様子を見る。

・そしてもし状態が悪ければ、本格的な入院治療をする。

 

数年先の話になるが、出所日(休日なら翌平日)に入院させてもらえるように病院にかけあって、すでに了承を得ている。

 

今できることはそんなところだろうか。。。

やれることをやっていきたい。

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